先日のデジタルパーマ施術事例

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本日ご紹介するのは、もともとゆるいうねりのある髪質をお持ちのお客様です。

よく「クセを活かしたヘアスタイル」や「クセを活かしたカット」という言葉を耳にします。一見とても素敵な響きですが、実際には誰にでも当てはまる万能な方法ではありません。

クセを活かせるかどうかは、もともとの髪質や毛流れの状態に大きく左右されます。さらに、そのスタイルを再現できるかどうかは、お客様ご自身のスタイリングの技量や、毎日のライフスタイルにも深く関わってきます。例えば、美容室で仕上げたときには良くても、ご自宅で同じように再現できなければ意味がありません。また「クセを活かしたスタイル」であっても、そのデザインが本当にお客様のお好みに合うかどうかも重要なポイントです。

つまり、「クセを活かす」というのは簡単なようで実は非常に限定的なケースにしか当てはまらないのです。

今回のお客様も、これまでは「クセを活かす」という方向性ではご満足いただけなかったご経験がありました。そこで当店では、クセを抑え込むのではなく、髪質に合わせて自然に馴染む形でデジタルパーマをご提案しました。狙いは「普段はできるだけドライヤーで乾かすだけで完成するパーマスタイル」です。

当店のコンセプトである「ドライヤーで乾かすだけでまとまるヘアスタイル」。今回はその次の段階として「ドライヤーで乾かすだけで決まるパーマスタイル」というフェーズに進んだ形です。クセを活かそうとするのではなく、クセの特徴を理解したうえで“活かせる形に置き換える”のがポイントです。

仕上がり後、お客様は「今までパーマで満足したことがなかったけれど、今回初めてとても気に入りました」と嬉しいお言葉をくださいました。これは私たちにとっても大きな励みであり、「パーマは合わない」と思い込んでいた方にこそ体感していただきたい結果となりました。

パーマはただカールをつける技術ではなく、お客様の髪質や日々の暮らしにフィットするデザインをつくるものだと考えています。クセを無理に活かすのではなく、自然に楽しめるパーマスタイルに変えることで、毎日のスタイリングがぐっと楽になり、気分も前向きになります。

ECOLE(エコ-ル)

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