はい。今日のお題は『美容院でなりたい色のスタイル写真を持っていくと理想の髪色になるのか?』です。
こういった髪色になりたい、というご要望をお持ちの方ならインターネットで自分のなりたい髪色を探して『こうなりたい。』と思うものを探してその写真をスクショなりブックマークして美容院に行かれると思います。
例えばそれがハイトーンの髪色=わかりやすくいうと
私の過去の作品で申し訳ないですがこのようなわかりやすいピンク
とかこういった誰にでもわかる色 というのは ブリーチカラーの得意な美容師さんにお願いすれば
ほぼ理想の髪色になれるでしょう。
でもいわゆる10トーンくらいの髪色(冒頭の写真にあるようなベースの色が茶色の髪色です。)
こういった髪色 好きな方多いと感じています。実際にこれはECOLEのお客様の写真ですので
このような髪色のお客様がいたりはします。
でも今現在 どのような髪の状態の方でも『この写真のような髪色になりたい。』とご要望をされても
写真の色味 というのは
・どこでとったものなのか(室内、屋外?白熱灯?蛍光灯?)
・もともとのその方の髪質や白髪の量
・またその方がしたい髪色に対して普段の生活スタイルで室内が多いのか?室外が多いのか?写真を撮られた時に見える髪色が気になるのか?人から見られた時に気になるのか?
本当に様々な要素で変わってきてしましまいます。ですので私たちはカラーリングのカウンセリングにおいてあまり『写真のような色にしましょう。』といったお話はしません。
なぜなら今挙げたように様々な要素で変わってきてしまうものを、カラーリング技術で合わせようがないからです。
またベースが茶色の髪色ってある程度熟練した美容師さんやそういった仕事を生業にしてる人にしか
『その違い』がわかりづらいのです。(一応、私はわかります💦念のため)
四十八茶百鼠のようなことです。茶色がベースだとわかる方 わからない方がお見えになります。(小難しい言葉ですね・・気になる方はインターネットでお調べください)
お客様にわかりやすい ということを大切にしていますのでわかりにくいことはしないよう心がけています。
仕上がりを室内で見ていただいた際にお客様に理解していただけるように『説得する』のってなんだかすごく商業的に感じますし満足いただける気がしないのです。
ですのでカラーリングにおいてはまず一番に
・その方のライフスタイル
・もともとの髪質で出やすい色味
・お客様の好み志向
そういったところを考慮し加味して決めさせてもらっています。
ECOLE(エコ-ル)
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